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アイランドシティにバイリンガル幼児園 テノ.コーポレーション


週刊経済2024年5月1日発行号

九州エリア初の開園

東証スタンダード上場で、公的保育、受託保育事業など家庭総合サービスを展開する㈱テノ.ホールディングス(福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長)の中核企業、㈱テノ.コーポレーション(同所、同社長)は4月1日、福岡市東区香椎照葉6丁目にバイリンガル幼児園を開設した。
名称は「Kids Duo International 福岡アイランドシティ」。総合教育サービス事業の㈱やる気スイッチグループが展開する「キッズデュオインターナショナル(KDI)」とフランチャイズ契約を締結。九州エリア初の開園となった。施設には約400㎡の屋外園庭や運動ルームのほか、職業体験施設「ラーニングステーション」を設置。英語環境のみのスクールとは異なり、日本語教育も重視したバイリンガル教育を実践する。礼儀作法などの文化を段階的に学び、国際感覚を醸成する一方で、日本人としてのアイデンティティも形成できる点が特徴。保育の種類は月極保育と延長保育。定員は342人で、内訳は年少々が3クラス72人、年少~年長が各3クラス90人。保育時間は午前7時半~午後8時(基本保育時間は午前9時~午後5時)。福岡市内はバス送迎にも対応している。池内社長は「幼児園は長時間の預かりと手厚い教育という点で、保育園と幼稚園の良いところを持っており、働く女性が安心して預けられる仕組みになっている」と話している。