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もつ鍋セットをサービスエリアで提供 楽天地
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直接販売を本格スタート
福岡市を中心にもつ鍋専門店を運営する㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷寿社長)は10月1日、持ち帰り用もつ鍋セットの九州自動車道サービスエリア(SA)での販売を開始した。
以前は通信販売のみだったが、昨年から博多駅内でテストマーケティングを実施した際に好評だったため直接販売を本格的にスタートしたもの。取り扱うのは古賀、基山、広川、宮原の各SA。冷凍保存用で内容量は1〜2人前200g。価格は1980円(税込)。目標販売個数は2月末までに1万個。水谷崇営業本部長は「もつ鍋専門店でセットを販売しているのが強み。外部委託ではなく自社工場で製造し、店の味を再現する。 ラーメン、辛子明太子に続く博多名物となれば」と話している。
警固小学校近くにセントラルキッチン
また同社は10月1日、同区警固2丁目にセントラルキッチンを設けた。
これまでは各店舗で手作業の仕込みをしていたが、一か所に集約し機械を導入することで効率化を図る。場所は福岡市立警固小学校南西側。面積は155㎡。水谷営業本部長は「販路拡大へとつなげたい。3時間かかる作業が30分で済むほど迅速に対応できる」と話している。
同社は1977年創業、84年設立。資本金1000万円。売上高4億3000万円。(2017年2月期)従業員数50人。
2017年10月11日発行