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まんじゅう記念碑建立、祝賀会に300人  福岡市菓子協同組合    川添九大名誉教授が講演


 福岡市菓子協同組合(福岡市中央区春吉3丁目、田中治雄理事長)は、2月27日、福岡市博多区のホテル日航福岡で、まんじゅう記念碑建立の講演、祝賀会を開催した。同組合員や関連企業・団体など県内外の財界から約300人が参加した。
 これは昨年11月29日、まんじゅうの発祥の地とされる同市博多区博多駅前1丁目の承天寺に「御饅頭所」の記念碑を建立したことの祝賀会。一部では、川添昭二九州大学名誉教授を招き「中世博多禅寺と生活文化」と題し、博多に伝承された中国の生活文化について講演した。祝賀会では、吉田宏福岡市長、海老井悦子福岡県副知事が来賓として招かれた。田中理事長は「福岡・博多はまんじゅう発祥の地という歴史と文化を全国に発信し、また後世に残すことで、業界を盛り上げていきたい」と挨拶した。その後、樋口正孝株式会社山口油屋福太郎副社長による乾杯の音頭で祝宴に移り、出席者は交流を深めた。