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ふるさと納税運営代行のサイトを開設  久松


週刊経済2021年12月28日発行

今年度は田川市など受託

おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は12月1日、ふるさと納税運営代行サービスの県内自治体向けのサイトを開設した。
専用サイト開設で受託増を目指す。同社では主力のおせち販売のほかに他社ECサイトの企画や制作、運営などのECコンサルティング事業に力を入れており、今年度は福岡県物産振興会から受託した「福岡県よかもんショップ」や田川市のふるさと納税運営代行を受託。地域貢献の意味合いから県内自治体向けに特化し、県全体の特産品のブランディング向上も目指す。業務内容はECサイトの運用から事業者対応、請求・支払い業務のほか、返礼品の開発、寄付額アップの施策など運営全般を代行。同社では「田川市の運理代行では1カ月の総寄付額で前年の総寄付額を達成したほか、過去受託した自治体でも高い水準の実績を残してきた。福岡の魅力を県外に発信していきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。従業員23人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。