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ぜんそくに関する呼気NO測定検査を開始 大神内科クリニック


長引く咳の鑑別に

呼吸器内科の大神内科クリニック(福岡市早良区高取1丁目、大神信道院長)は6月14日、喘息における呼気NO測定検査を開始した。
呼気NO測定検査とは、呼気中のNO(一酸化窒素)の濃度を測定する検査で、長引く咳がぜんそくによるものかどうかより確かな鑑別をすることができるもの。専用機器に一定の力で息を吐き続けるだけで測定できるため、通常の肺機能検査が困難な年齢でも受けられる。同院では、2013年から同検査が保険適用になったことや検査機器の普及でランニングコストのめどがたったことから機器の導入を決めた。大神院長は「市内では同検査を実施しているクリニックはまだ少ない。診察の精度向上に役立てていければ」と話している。
同院は2014年10月開業。従業員は大神院長含め9人。風邪、ぜんそくなど呼吸器疾患・糖尿病などの生活習慣病まで内科全般を診療している。

2018年7月10日発行