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さいたま市の洋服縫製会社を子会社化 三井松島産業 10月1日付で
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石炭生産、輸入販売の三井松島産業株式会社(福岡市中央区大手門1丁目、天野常雄社長)は、10月1日付でさいたま市の紳士服、婦人服製造販売の花菱縫製株式会社(野中雅彦社長)の全株式を取得し、子会社化する。取得額は非公表。
同社はここ数年来、中核の燃料事業に加え、収益基盤の安定化・多様化を目的に新規事業への参入を進めている。これまでに施設運営受託事業の株式会社エムアンドエムサービスや飲食用資材(ストロー)事業の日本ストロー株式会社を買収、再生可能エネルギー事業、介護事業へも参入している。
花菱縫製は1935(昭和10)年創業。資本金は8000万円。イージーオーダースーツの先駆者として国内で初めて重衣料(スーツ、コートなど)の工業システム化に成功。現在、国内に5カ所の縫製工場を持ち、首都圏を中心に東日本地区で直営18店舗、FC3店舗を展開している。売上高は44億9600万円(2015年6月期)。従業員数は754人。今後は西日本地区への進出、EC事業の拡大、婦人服の強化などを計画しており、三井松島産業では「今後もさらなる成長可能性を有している」と話している。