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さいたま市の半導体製造装置メーカーを子会社 南陽


週刊経済2022年8月23日発行

グループ営業力との融合で相乗効果

福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・㈱南陽(武内英一郎社長)は、7月19日に埼玉県さいたま市西区大字三条町の半導体製造装置製造の㈱エイ・エス・エイ・ピイ(大澤信社長、以下ASAP)の発行済全株式を取得し子会社化した。
ASAPは半導体製造プロセスの前工程に特化した半導体製造装置を製造しており、開発、設計、製造からアフターサービスまで一貫して対応できる。南陽グループの営業力と同社の技術力を融合させることで幅広い分野でシナジー効果を創出できると判断した。ASAPは1999年2月の設立で、資本金は4千万円。2021年12月期の売上高は6億2300万円で、経常利益は3600万円。なお、株式の取得額については公表していない。