NEWS

19・2%増の156億5300万円 福岡市内4百貨店の6月売上高


週刊経済2022年8月2日発行

9カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の6月売上高は、前年同月比19・2%増の156億5300万円で9カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が7月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると商品別では、身の回り品が43億7500万円(34・5%増)、雑貨が37億8300万円(28・9%増)、衣料品が33億1200万円(8・2%増)、食料品が30億3800万円(7・1%増)、食堂・喫茶が1億6千万円(61・5%増)、家庭用品が3億4900万円(2・3%増)と前年に比べ好調に推移した。特に、美術、宝飾、貴金属などの雑貨が引き続き活況だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
次に、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では158億800万円(6・9%増)で3カ月連続の増加となった。商品別では、食料品が48億500万円(5・8%増)、衣料品が45億3200万円(0・6%減)、雑貨が26億5400万円(8・5%増)、身の回り品が22億5700万円(21・7%増)、家庭用品が8億5千万円(9・1%増)、食堂・喫茶が3億8800万円(24・7%増)だった。
全国の売上高は、11・7%増の4143億円と4カ月連続で増加した。中でも、ラグジュアリーブランドを含む身の回り品や時計・宝飾などの高額品のほか、手土産・中元需要により好調の菓子は2019年実績を超えるなど高い伸びを見せた。また、月後半の記録的に早い梅雨明けや、猛暑などの天候要因に伴い、日傘、帽子、サングラスなどの盛夏商材やUV関連商品も動いた。

表はこちらから。