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から揚げ店を20年までに九州内で100店舗  喰道楽    来年、福岡30店舗体制に


 持ち帰りのから揚げ弁当専門店を展開する株式会社喰道楽(糟屋郡粕屋町若宮2丁目、豊永憲司社長)は、2020年までに九州内の店舗を現状の15店舗から100店舗に拡大する。
 同社の「博多とよ唐亭」は2012年の創業以来、現在県内14店舗、熊本県内に1店舗展開。年内には県内で18店舗、来年中に30店舗体制を目指し、18年から熊本をはじめとする九州各県への展開を加速させていく考え。4個入りの「げんこつからあげ弁当」が1個330円(税込)という低価格と、従来のから揚げ店が男性をメーンターゲットにする中、同店は主婦層や働く女性層をメーンに据えてバラ売り(1個55円)も提供。店舗展開と同時に、現在のセントラルキッチンの拡張や組織づくりにも注力していく考えで、100店舗展開時には売上高30億円を想定している。豊永社長は「当店は創業時から100店舗を見据えて商品構成やオペレーションを考えた。将来的にはタイ、ベトナムなどアジアへの展開も進めていきたい」と話している。
 同社は2007年創業。09年設立。資本金は1000万円。従業員数は正社員7人、パートを含め140人。売上高は4億円(16年8月期見込み)。