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かしいのはまビレッジ内に屋外型ワーケーション施設 西鉄グループとQTnet


週刊経済2022年8月30日発行

香住ヶ丘のかしいかえん跡地

西日本鉄道㈱(福岡市博多区、林田浩一社長博多駅前3丁目)と㈱西鉄エージェンシー(同市中央区大手門2丁目、庄山和利社長)、九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(同区天神1丁目、岩﨑和人社長)は8月19日、同市東区香住ヶ丘7丁目の複合型アウトドア施設「かしいのはまビレッジ」内にワーケーションサイト「QTわく楽らくワークパーク」(略称:わくパ)を開業した。
昨年末に閉園したかしいかえん跡地に期間限定で今年4月に開業した同ビレッジに家族との時間を楽しみながら仕事もできる施設としてオープンしたもの。九州でも珍しい屋外型のワーケーション施設で、特別協力のQTnetが提供する高速のWi‐Fi環境や電源も完備しており、コロナ禍でテレワーク需要が増す中、オフィスや自宅といった閉ざされた環境ではなく、緑に囲まれた空間で開放的に仕事に取り組むことができる。また、普段のテレワークの気分転換のほか、キャンプサイトやアスレチックサイト、ドッグランサイトが隣接しているため、家族でレジャーを楽しみながらの利用も可能。
わくパは敷地面積が1310㎡。テントブースが3~4区画、タープブースが4~6区画、フリースペース5~6区画のほか駐車場、冷凍冷蔵庫、トイレなどを備える。ワーケーションサイトのみ利用の場合、4時間まで1人1千円、4時間以上~日没まで1人2千円、キャンプ利用の場合(キャンプ利用期間中)1人500円。駐車場利用の場合は1台あたり500円/回。なお18歳未満は利用できない。運営は西鉄エージェンシーが担う。