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えんHDが小笹で大規模開発 福岡市内開発申請状況


週刊経済2022年8月30日発行

共同住宅364戸開発

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(22年7月分)をまとめ、法人による申請件数は前月と同数の4件だった。
開発の内訳は住宅が3件、店舗が1件。開発面積が最大だったのは、地場デベロッパーの㈱えんホールディングス(福岡市博多区住吉、原田透社長)が中央区小笹に建設する住宅・店舗で、開発面積は1万8067㎡。戸数は364戸。2020年8月に、福岡県住宅供給公社が公募した小笹団地建替余剰地の開発事業者に同社が選定されており、大規模なマンションの開発プロジェクトになると見られる。次に開発面積が大きかったのは、ドラッグストア運営の㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東、横山秀昭社長)が南区中尾に開発する店舗で、開発面積は2668㎡。
件数は横ばいながら、大規模な再開発プロジェクトの申請が見られた。また小規模な申請は、いずれも建売の戸建住宅だった。

表はこちらから。