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うきは市の三春工業団地に食品工場 大分市の森永食研
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投資額は約7億円
医療施設・介護施設の給食サービスを事業とする森永食研㈱(大分市大分流通業務団地2丁目、森永隆美社長)は、10月中にうきは市浮羽町の三春工業団地に食品製造工場を建設する。来年5月完成予定で、投資額は約7億円。
工場は平屋建てで延床面積は約1700㎡。本社工場の稼働率がピークであることから新工場建設を計画したもの。九州全域を網羅するにあたって交通アクセスが良く、大分本社とも比較的近いことや、周辺の農業が盛んなことから進出した。「急速冷凍」の機能を充実させ消費期限を伸ばすことで、販路拡大と計画生産方式を実現する。10月に着手する工事は「第一期工事」をして位置付け、1日最大4万食の製造を可能にする。工場の商圏は福岡、熊本、佐賀、長崎、鹿児島。地元を中心に約30人を新規雇用する。
小田直哉常務は、「生産性の向上に伴い労働環境の改善も図ることができる。博多にある福岡営業所を工場に移転することも視野に入れ、体制を整えていく」と話している。
同社は02年3月設立。資本金は1000万円。現在の販売先は大分、福岡、熊本合わせて合計71施設。17年3月期の売上高は約15億円。
2017年9月12日発行