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うきは市に42億円かけ新工場建設  筑水キャニコム


新規雇用100人

産業用運搬車及び草刈機械製造、販売の㈱筑水キャニコム(うきは市吉井町、包行良光社長)は、2021年9月の稼働を目指し、うきは市内に新工場を建設する。投資額は約42億円。
場所は同市と久留米市にまたがる「久留米・うきは工業団地」内の一角。5万1700㎡の敷地に、現工場の約1・5倍規模で建設する。同社ではこれまで小型農機械を中心に製造してきたが、新工場では5トン以上の中・大型作業用運搬車、大型草刈機なども製造する。国内だけでなく、海外への販路も拡大していく。新たに100人規模の雇用を計画。名称は「演歌の森うきは」になる予定。同社では「従来の工場のイメージを払しょくし、若い人たちが集まる工場にしていきたい」と話している。
同社は1955年12月設立。資本金1億円。従業員数278人。18年12月期売上高61億6千万円。包行社長はうきは市出身。1980年2月18日生まれの40歳。帝京大学法学部卒。趣味はラグビー。

2020年7月7日発行