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あぜ道用草刈機の新製品発売 オーレック


週刊経済2021年4月6日発行

シリーズ最速3キロで草刈り可能

乗用草刈機、自走式草刈機の㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は3月1日、上面と側面を同時に刈れるあぜ道用二面草刈機の新製品を発売した。
製品名は「ウイングモアーWMC747P」。従来からある歩行タイプのあぜ道用「ウイングモアー」シリーズを農家の声を反映し改良、約2年の開発期間を経て発売に至った。同シリーズ6製品目。車速をシリーズ内最高速度の3・2㎞/hに上げ、さらにクラス最大出力(7・0ps)によりパワー向上と高効率を実現。素材に高耐候性(高張力)鋼を使用、従来比約1・6倍の耐久性となり、作業時の泥詰まりを改善したことで、ぬかるんだあぜでも駆動力を発揮するという。さらに「ラクラク旋回セット」を搭載し、旋回しづらい課題を改善した。サイズは全長1835㎜、幅950㎜、高さ1055㎜。価格は37万4千円(税込)。同社では「農家に寄り添った製品開発を続けていく」と話している。