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あごだしスープのワンタンなど2商品を発売 八洋食品


一般市販用チルドの新商品として

餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品㈱(糟屋郡新宮町上府北4丁目、川添修三社長)は9月1日、一般市販用チルドの新商品として「あごだしスープで食べるワンタン」と「赤ゆず胡椒入り餃子」の2商品を発売した。
これは量販店の売り場活性化の提案として毎年春と秋に新商品を発売する一環で、今回は餃子とワンタンの2種で販路開拓を狙う。新ワンタンは餃子のタレの供給元である㈱久原醤油(糟屋郡久山町、河邉哲司社長)から、同社の人気万能つゆ「あごだしつゆ」の小袋での提案を受けて商品化した。市販用のワンタンとしては、スープ付きワンタンしょうゆ味、同とんこつ味に次いで3商品目。あごだしつゆがワンタンの素材のうま味を引き立ててくれるのが特徴。内容量は7g×10個入り、あごだし濃縮スープ(36g)1個付きで、希望小売価格は220円(税別)。
新餃子は博多の餃子専門店で赤ゆずこしょうを餃子のタレに入れるイメージで、餃子の餡(あん)に練りこみ風味良く仕上げた。内容量は15g×12個入りで、希望小売価格は230円(同)。両商品とも九州や中国・四国地区の量販店を中心に販売するとともに関東、関西地区でも拡販を図り、それぞれ月商300万円を目指す。
同社は1963年4月創業・設立。資本金8400万円。従業員280人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業や量販店内デリカ向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。関連会社6社と八洋グループを形成。2019年1月期の売上高は83億4000万円。

2019年8月27日発行