「Work Story Award」で部門賞　ヌーラボ

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宮古島リゾートワークを評価

Ｗｅｂサービス開発・運用の㈱ヌーラボ（福岡市中央区大名１丁目、橋本正徳社長）は１２月６日、働き方改革を導入したことによる成功事例などを評価する「Work Story Award2018」で表彰を受けた。
これは（一社）ａｔ Ｗｉｌｌ Ｗｏｒｋ（東京都千代田区、藤本あゆみ・松林大輔代表理事）が主催する取り組み。経済産業省が後援している。働き方改革導入に関する課題やアプローチ、成功例などをストーリー形式にまとめて応募した企業の中からテーマごとに１０部門の賞と審査員特別賞を選出する。同社が受賞した「人材育成・人材開発、人事評価と仕組み」部門は人材育成のための制度設計や研修、人事評価などに挑戦した企業に授与される。同社で実施している、宮古島に滞在してリモート環境で通常業務に従事する社内制度「リゾートワーク制度」が評価された。
同制度は宮古島でリモートワークことを希望する社員を公募し、選抜された社員やその家族の旅費を一部負担するもの。通常業務のほか、滞在期間中は宮古島の小・中学校、高校のいずれかで学生に授業や職業講和を実施するため、地域貢献にもつながっていることが評価された。来年３月までに１０人以上の社員がこの制度を利用する。
同社は「日常生活と違った環境でアイディアを生み出してもらいたいと思い開始した。学校で授業することで自分や会社のことを伝えるために自分を見返す機会にもなっている」と話している。

2018年12月26日発行