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「NHK学生ロボコン」への出場権獲得 九州職業能力開発大学校


16年の初出場以来

厚生労働省が所管し、ものづくり産業に特化した人材育成の九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は5月26日開催の「NHK学生ロボコン」出場権を獲得した。同大会への出場は2016年の初出場に続き2回目。
全国の大学、専門学校、大学校が応募できる同大会は、書類選考と1・2次ビデオ審査を通過したチームのみ出場できる。2次ビデオ審査の時点で42チームだったが、これを通過して本戦に出場するのは同校含め22チーム。優勝チームは、日本代表として世界大会「ABUアジア・太平洋ロボコン」への出場権を獲得でき、同大会はその選考会となる。今回出場する同大学校のチーム名は「ポリテク9」。今年の競技課題は「グレート・ウルトゥー」で、モンゴル文化である馬による情報伝達をモチーフに、2チームの対戦形式となる。操作するロボットを馬に見立て、中継地点の課題をクリアしながらゴールまでの速さを競う。
同校は「大会当日までチーム一丸となり練習に励み、優勝を目指したい」と話している。

2019年5月1.8日合併号