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「LSIデザインコンテスト」で準優勝 九州職業能力開発大学校


週刊経済2022年3月22日発行

16チームが応募

ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は3月4日開催の「LSIデザインコンテスト・㏌沖縄」に出場し、準優勝を獲得した。
同コンテストは九州、沖縄、東南アジア地域の半導体産業及び、組み込み機器などのエレクトロニクス産業の振興を目的とした学生向けの設計コンテスト。今回、16チームが応募し、事前審査で11チームが大会に出場した。今回の設計テーマは、「Deep Q-Network」。ロボットや自動運転、囲碁や将棋のオンラインゲームなどに応用されている「強化学習」をテーマに、処理の高速化、回路規模の削減を目指したハードウェア設計が求められた。
同大学校では「さまざまな大会に出場することで、学生の実践力を向上させていきたい」と話している。