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「JA三井リース九州」に社名変更 西日本総合リース


4月1日付で

地場大手の㈱西日本総合リース(福岡市博多区下川端町、小野武彦社長)は、4月1日付で「JA三井リース九州㈱」に社名変更する。

昨年10月に親会社であるJA三井リース㈱(東京都中央区、古谷周三社長)の百%子会社となったことに伴い、グループとしての一体感を高めるとともに、九州に根差したリース会社として一層のプレゼンス向上と事業成長を目指す。小野社長は「これまでのお客様を大切に丁寧な対応、サービスを提供するとともに、より広い分野、視野で新たなお客様の開拓にも挑んでいきたい」と抱負を語っている。

同社は1982年にセントラルファイナンス、東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)、西日本銀行(現西日本シティ銀行)を主な株主に㈱セントラルファイナンス西日本として設立。資本金は7億5000万円。95年に西日本総合リースに社名変更。2002年に三井リース事業㈱の全額出資会社となり、翌年に西日本銀行、西日本信用保証㈱との業務協定に基づき株式を一部(14・9%)譲渡した。08年には親会社の三井リース事業が農協系の協同リース㈱との経営統合でJA三井リースとなりJA三井リースグループに。そして昨年10月、提携開始から15年経過したのに加え、企業成長の実現を目的として発展的に協力関係を解消し㈱西日本シティ銀行と西日本ユウコー商事㈱から自己株式を取得。JA三井リースの百%子会社となった。

2018年3月6日発行