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「鬼滅の刃ジェット」東京―福岡線から定期運航開始 全日本空輸


週刊経済2022年2月8日発行

特別デザイン機、2月15日まで

全日本空輸㈱(=ANA=東京都港区、平子裕志社長)は1月31日、テレビアニメ「鬼滅の刃」とコラボした特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと―壱―」の定期運航を東京―福岡線で始めた。
昨年12月1日からスタートしたタイアップ企画「鬼滅の刃×ANA」の一環。30日に羽田―成田間で行われた遊覧飛行を経て定期便での運航となった。特別デザイン機はANAで使用されている中型機・ボーイング767-300ERの機体に炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助ら作品の登場人物が描かれ、機内では座席のヘッドレスカバーや客室乗務員のエプロンにもキャラクターをイメージしたデザインが採用されているほか、機内アナウンスにも登場人物の音声が採用されている。特別機は2月15日まで運航され、羽田空港と福岡、新千歳、伊丹の3路線に1日1往復運航される。
初便就航に合わせ、福岡空港ではANA福岡空港支店、ANAあきんど福岡支店のスタッフらが特別デザイン機を出迎え、福岡発第1便となる午前10時20分発の246便を駐機場で横断幕を掲げるなどして見送った。
「鬼滅の刃」とのタイアップ企画は1年間。すでに国内線のドリンクサービスで提供されている紙コップに限定デザインを採用しているほか、国内線、国際線の機内エンターテインメントプログラムで「鬼滅の刃竈門炭治郎 立志編全26話」を上映している。来年度には2期目の特別デザイン機を投入する。