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「飯塚発」ファンド設立を計画  ハウインターナショナル    数年後の上場時めどに


 モバイルコンテンツ構築、業務用システム開発の株式会社ハウインターナショナル(飯塚市幸袋、正田英樹社長)は、数年後をめどに飯塚発の地域ファンド設立を計画している。
 現在同社はグリーンシート市場に登録しているが、数年後をめどに東証マザーズかQボードへの株式上場を目指している。正田社長は飯塚市の九州工業大学情報工学科卒業で、創業時に地元からの出資を受けており、上場時のキャピタルゲインで地域の投資家に元金プラスアルファを配当し、利益部分に関して同社とともに地域ファンド設立のための再投資を依頼する考え。
 正田社長は「飯塚はビジネス市場が小さいため、地域でのビジネス展開を対象とするのではなく、飯塚発のファンドとして福岡や東京、海外市場に投資して、その利益を飯塚に落とすというサイクルを作りたい」と話している。
 同社は99年7月に有限会社ハート・アット・ワークとして設立、2002年3月に社名変更した。資本金は7,756万円、従業員数は43人、07年6月期の売上高は2億7,542万円。
 正田社長は山口県光市出身の35歳、九州工業大学情報工学部卒業、趣味はテニス・ゴルフ。