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「靴下屋天神地下街店」を移転 大阪のタビオ
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週刊経済2022年5月24日発行
オンラインとオフラインの融合型店舗に
「靴下屋」「Tabio」「Tabio MEN」などの靴下専門店を全国で運営・展開するタビオ㈱(大阪市、越智勝寛社長)は4月28日、「靴下屋 天神地下街店」(同市中央区天神2丁目)をリニューアルオープンした。
旧店舗は九州地区のフラッグシップストアとして同地下街内で営業していたが、さらに人通りの多い区画(西4番街)へ移転したもので、店舗面積は従来の約1・4倍の103㎡に拡充し、開口を広げた。商品はレディース、メンズ、「タビオスポーツ」「レッグラボ」などで、同社の別業態である「Tabio」の商品も取り扱う。このほか、限定でオリジナル刺繍入りの「ベトジャンソックス」も販売する。スタッフの人数は8人。営業時間は午前10時~午後8時。
新店舗は、オンラインとオフラインを融合した「OMO型店舗」を掲げ、各種のソーシャルメディアと連携したデジタルサイネージの活用にも取り組むという。同社では「OMO対応として、SNSで話題になった商品をオンラインサイネージでご紹介するとともに店舗でも展開していく。西日本を代表する、新しいことにチャレンジする店舗にしていきたい」と話している。
同社は1968年3月創業。1977年3月設立。資本金は4億1478万円。50年以上にわたり、メイドインジャパンならではの履き心地やデザイン性を兼ねた靴下を企画・販売してきた。日本全国で靴下専門店を250店舗展開し、「Tabio」名の店舗はパリやロンドンにも進出している。