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「西鉄電車開業100周年、新福ビル完成の象徴的な年」 西日本鉄道


週刊経済2024年4月10日発行号

前年比43人増の145人が入社

西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、林田浩一社長)は4月1日、運営する博多国際展示場&カンファレンスセンターで入社式を開いた。
今年は大卒114人(事務系総合職95人、技術系総合職11人、鉄道乗務職8人)、高卒・専門卒31人が入社。コーポレート・地域マーケット部門は83人(早期就業6人含む)、国際物流部門は62人。新入社員代表で決意表明した塩谷綺琉(きり)さんは「西鉄グループの未来は私たちが担っていくという強い意志と若い力を持って、事業推進の原動力となり『濃(こま)やかに、共に、創り支える』ことで、居心地よい幸福感あふれる社会づくりにまい進していきたい」と話した。林田社長は「今年は、西鉄天神大牟田線・貝塚線の開業から100周年の年であり、次の時代に福岡の街の発展の核となる新福ビルが完成を迎える年でもある。いわば、先輩方が鉄道沿線のまちづくりにかけた100年分の思いを新たなビルに乗せ、未来の後輩たちへと託す象徴的な年に、皆さんは入社される。本日の喜びと初心を忘れずに、これからの毎日を、西鉄社員として情熱を抱き、楽しく充実したものにされることを願っている」とエールを送り「未来に向けて明るく果敢に、ともに夢を描いていこう」と呼びかけた。
来春の採用人数は今年度並みを予定している。