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「若年者ものづくり競技会」で敢闘賞 九州職業能力開発大学校


週刊経済2022年8月23日発行

2種目で受賞

ものづくり産業に特化した厚生労働省所管の九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は7月27日から2日間、ものづくりの技術力を競う「第17回若年者ものづくり競技大会」に出場し、2種目で敢闘賞を獲得した。
同大会は、ものづくり技術の向上と育成を目的に、中央職業能力開発協会が毎年開催しているもの。職業訓練開発施設や工業高校などに通う20歳以下の生徒を対象に、「メカトロニクス」、「旋盤」、「電子回路組立て」など15部門で技能を競う。このうち同大学校は、工場の自動生産設備を模倣したモデルを使用して調整やプログラミングを実施する「メカトロニクス」部門に出場し、同部門に出場した26チーム内で5位の敢闘賞を獲得。また、金属を切削加工する旋盤を用いて、その加工技術を競う「旋盤」部門でも、同部門に出場した26チーム内で5位を獲得した。
同大学校では「今後もさまざまな大会に出場し、学生の実践力向上を図っていきたい」と話している。