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「福岡市実証実験フルサポート事業」に4件採択 福岡市とFDC
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週刊経済2023年10月3日発行号
ダイキン工業や九大の事業など
福岡市と福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市博多区博多駅前2丁目、麻生泰会長)は8月23日、「福岡市実証実験フルサポート事業」に、ダイキン工業㈱や九大の事業など4件を採択した。
福岡市実証実験フルサポート事業は、先進技術などを活用し社会課題の解決などを目指すプロジェクトを全国から募集。福岡市民の生活向上や安全性、社会実装の可能性など複合的な視点から採択した事業に対して、関係部局との調整や国家戦略特区を活用した規制緩和の検討、広報支援、実証フィールドの提供などで支援する。
採択したのは、Habitat㈱(東京都、北村功太社長)の移動式サウナトレーラーを活用した地域活性化の実証プロジェクト。ダイキン工業㈱(大阪市、十河政則社長)とダイキンエアテクノ㈱(東京都、桒山隆社長)によるAIを使ったエネルギーマネジメントに関する実証実験。㈱ジオクリエイツ(東京都、本田司社長)による消防訓練のDX推進に向けたVRツール「バーチャル避難訓練」に施設管理者用の「避難誘導機能」を追加した「バーチャル消防訓練」の検証。㈱raise(福岡市西区、日隈優輔社長)、九州大学(福岡市西区、石橋達朗総長)による糖尿病患者に電動アシスト付きスポーツサイクルによる自転車通勤を促すことによる寛解に関する実証プロジェクト。採択した実証実験は福岡市内で実施する。