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「碧樹館プログラム」第17期塾生を募集  九州・アジア経営塾


プログラム改革を推進

特定非営利活動法人九州・アジア経営塾(通称KAIL、事務局・福岡市中央区渡辺通2丁目、橋田紘一理事長兼塾長)は、2月10日から次世代のビジネスリーダーを育成する「碧樹館プログラム」の第17期塾生の募集を開始した。応募締め切りは4月10日。
同プログラムは、各界の最前線で活躍する講師を招き、講師と塾生、または塾生同士の徹底した討議によって得られた気付きを塾生自身が実践し、「自らの基軸」を確立していく戦略的リーダー養成が特徴。同窓会組織「碧樹会」では、卒塾後に同期生だけでなく先輩や後輩を含めた人的ネットワークの場も提供している。対象は卒塾後にリーダーとして組織を動かし、変革できる年代(概ね40歳代)の企業・団体の経営ミドル、会社役員、企(起)業家、事業経営者を想定。約11カ月間、受講時間約230時間の業務継続型プログラムで、受講内容は集合学習と反すう学習、プロジェクト学習の3つを柱に展開する。
第17期は今年6月中旬にスタートし、来年4月下旬に終了予定。原則、隔週土・日曜日(午前10時から午後5時)のセッションと2回程度の週末合宿(福岡近郊)、アジアへの研修旅行(オプション)で構成する。受講料は250万円(税別)で、合宿や研修旅行への参加費・飲食費などが別途かかる。定員は36人。所属企業・団体からの推薦が必要で、原則として、1企業・団体から1人の派遣。職務経歴や志望動機書などの提出書類と面談をもとに総合的に選考し、4月下旬に受講決定を通知する。
塩屋幸一郎事務局長は「現役16期生の卒塾で卒塾生は555人を見込み、『人財の森』は着実に広がっている。一方、国内外の社会経済情勢が大きく変化し、その変化に対応できる優れたリーダーの存在が益々重要となる中、第17期はさらに内容充実を図るべくプログラム改革を進めていく」と話している。
同法人は04年4月、九州の産学官界の連携によって設立し、リーダーシップ教育などを運営。碧樹館プログラムの卒塾生は昨年4月に卒塾した第15期生までで519人に達し、すでに各企業・団体で経営の中枢に深く携わる人材を多く輩出している。

2020年1月21日発行