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「環境私募債」2億円を発行 環境開発 12回目の無担保社債、西シ銀が受託
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下水道管路施設維持管理や上水道管更正工事、環境関連事業の株式会社環境開発(福岡市博多区吉塚6丁目、牟田義彦社長)は3月25日、西日本シティ銀行保証付きの「環境私募債」2億円を発行した。
12回目の無担保社債で、今回は同行が環境に配慮した経営を行っている企業を対象に2008年2月から受託を開始している「環境私募債」として発行。通常の銀行保証付き私募債よりも発行コストが優遇されているほか、社内外に対して財務内容の健全性に加え環境問題への取り組みもアピールできるメリットがある。期間は5年で、期日一括償還。
同社は1964(昭和39)年5月設立。資本金4億7600万円。従業員380人。道路・下水道管渠の清掃、更正工事をはじめ、公園や海浜等の施設維持管理(清掃美化)などに従事している。また、リサイクル事業として、2000年度、福岡市からPFI方式で空き瓶、ペットボトルの選別処理業務を受託。2003年には公益財団法人日本容器包装リサイクル協会の登録業者となり、ペットボトルの再生処理事業を手掛けるなど、環境との共生を念頭においた事業展開に取り組んでいる。2001年10月に空きびん・ペットボトルの「リサイクルプラント」(福岡市西区大字太郎丸)で環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」認証を取得。また04年3月に本社ほかで品質管理システムの国際規格「ISO9001」認証を取得している。14年3月期売上高は約82億8900万円。