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「流れ星新幹線」映像作品が広告電通賞の金賞受賞 JR九州、西日本シティ銀行ら3社
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週刊経済2022年3月1日発行
九州旅客鉃道㈱(JR九州)、㈱西日本シティ銀行、LINE Fukuoka㈱(全て福岡市)の3社が昨年3月に九州新幹線全線開業10周年を記念して一夜限りの特別運行をし話題を集めた「流れ星新幹線」の映像作品が、第74回広告電通賞フィルム広告部門において金賞(全国1位)と九州地区賞(九州地区1位)を受賞した。
流れ星新幹線は、コロナ禍でも九州の元気を発信する「その日まで、ともにがんばろう」プロジェクトの一環として3社が共同企画。昨年3月14日の夜、全国から募集した願い事の一部を車両にラッピングデザインし、特殊な照明で窓から光りを放ちながら鹿児島中央駅から博多駅までを北上した。その走行や沿線の関連イベントの様子を3分間の動画にまとめたスペシャルムービーを動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。今回は「見る人の心を動かす力があり、新しいチャレンジが感じられる企画だった」ことが評価された。
広告電通賞は、国内で最も歴史ある総合広告賞。約500人で構成される審議会で選考され、今回は1190点の応募があった。2月10日に博多区博多駅前のJR九州本社内で執り行われた贈賞式でJR九州の青柳俊彦社長は「受賞を励みに、新型コロナに負けず、九州をさらに元気にしていきたい」と話した。