NEWS

  • 地域

「教育マイレージ」がPоntaと提携  アネムHD    学習塾の加盟は初


 学習塾運営の株式会社アネムホールディングス(福岡市中央区薬院1丁目、肥川正嗣社長)はこのほど、共通ポイント「Pоnta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区、長谷川剛社長)とポイント交換サービスに関して提携。9月16日からサービスの運用を開始する。学習塾がPоntaの加盟先となるのは全国初。
 アネム社は生徒の頑張りに応じてポイントを発行する独自のマイレージ制度「教育マイレージ」を2010年から導入。今回の提携により教育マイレージ1000ポイントに対し、Pоnta200ポイントと交換できるようになり、ポイント還元の利便性をさらに高めた。
 教育マイレージは、生徒の学習意欲の向上と人間力の育成を目的に、同社の特別顧問である樋口忠治久留米大学附設中・高校名誉校長と、石田重森福岡大学名誉教授の監修のもと開発。塾、学校でのテストの点数や、通知表の成績に応じて付与する「学習マイレージ」、健康維持や運動などの取り組みを評価する「健康マイレージ」、日頃の生活態度、ボランティアなどの慈善運動、親孝行などを評価する「いいことマイレージ」の3カテゴリーに分別され、生徒はそれぞれの獲得ポイントを合算し、そのポイント数に応じて文具や書籍などへの交換や、さまざまな割引サービスに適用できるようにしている。現在、自社で展開する明光義塾やエディナ、シェーン英会話&留学のほか、ASPサービスを通じて全国の学習塾1800教室で導入されている。
 一方のPоntaは全国103ブランド、約22500店舗で利用できる日本有数の共通ポイントとして知られ、現在6328万人の会員数を誇る。
 肥川社長は「教育マイレージで貯めたポイントを、Pоntaの加盟店であるローソンなどでも使えるようになる。ポイントサービスの利便性アップはもちろん、子供たちの学習意欲を高めるツールとしての期待度も大きい」と話している。