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「寄付型ラッピング自動販売機」を導入 ANAクラウンプラザホテル福岡
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週刊経済2022年7月5日発行
CSR活動の一環
ANAクラウンプラザホテル福岡(福岡市博多区、柴田公房総支配人)は6月10日、「寄付型ラッピング自動販売機」を導入した。
「寄付型ラッピング自動販売機」とは、障がい者が手掛けたアート作品を自動販売機の側面にデザインしたもの。飲料販売を通じて障がい者への理解を深めることを目的に、収益の一部をその活動に還元する。設置場所はホテル内の従業員利用スペース。これまで同ホテルでは、障がい者が制作した絵画作品などを企業、店舗、公共施設などに貸し出し、レンタル料の一部を還元する「福岡県障害がい者アートレンタル事業」に賛同し、絵画などをロビーに展示するなど社会貢献事業の強化に取り組んでいた。
同ホテルは「CSR活動の一環で導入した。これからも多様性を尊重し、よりよい社会の実現に向けた取り組みに力を入れていく」と話している。