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「地方創生ファイナリスト救済事業」を本格始動 カウテレビジョン


学生と地元企業のマッチング強化

採用活動用の企業紹介映像制作などを手掛ける株式会社カウテレビジョン(福岡市中央区天神3丁目、高橋康徳社長)は、今年度(18年卒)の新卒採用活動から、就職活動中の学生と企業をマッチングする「地方創生ファイナリスト救済事業」を本格展開する。

同社は数年前から、企業の新卒採用における課題解消を目指した取り組みを実施。同事業は、大手企業を中心に最終選考で不合格となってしまった学生と、そのような学生の実力を評価し、選考に特別枠としてオファーしたい学生を同社が紹介し結びつける。現在株式会社ふくや(福岡市博多区中洲2丁目、川原武治社長)など同社既存クライアントを中心に地元企業50社が登録済み。同社は「0からやり直す学生の疲弊解消と、優秀な学生を採用したい地元企業のニーズに応えられるようマッチングしたい。現在、登録企業の採用活動が落ち着いてきたため、すでに複数の有力企業から、最終選考まで進んだ学生が輩出されてきている」と話している。

2017年6月20日発行