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「博多和牛」のブランド強化で支援団体を設立 福岡県


名称は「福岡県肉用牛振興協議会」

福岡県(小川洋知事)は11月19日、県産牛肉ブランド「博多和牛」のブランド力強化や肥育技術の向上を目指し活動する「福岡県肉用牛振興協議会」を設立した。
「博多和牛」のさらなるブランド強化を図るべく、繁殖農家と肥育農家の連携、肥育用子牛の品質安定など肥育技術の向上を重要視し、関係農家などと一体となった組織として設立した。今後、22年に鹿児島県で開催される「全国和牛能力共進会」での肥育牛の出品や、県として初めて種牛の部への出品を目指す。また、博多和牛のブランド力強化に向けて、繁殖雄牛の系統や枝肉成績などの情報共有、血液分析などの技術指導の取り組みの充実を目指すという。
構成団体は、福岡県肉用牛生産者の会、福岡県和牛改良協議会、JA福岡中央会、JA全農ふくれん、JA全農ミートフーズ九州支社、福岡魚肉市場㈱、JA北九州くみあい飼料。

2018年11月27日発行