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「博多」ナンバー導入へ、市に要望書 福岡商工会議所


週刊経済2023年9月20日発行号

郷土愛や市のPR、観桜誘客目的に

福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前、谷川浩道会頭)は8月25日、新たに「博多」ナンバーの導入を求める要望書を福岡市に提出した。
2006年に国土交通省が導入した「ご当地ナンバープレート」を活用した新地名の表示を目指すもので、現行の県内ナンバープレートは「福岡」「北九州」「久留米」「筑豊」の4種類。全国的な知名度を持つ、伝統的な地名である「博多」のナンバープレートで、市民に郷土愛を育むとともに、福岡市のPRや観光誘客、経済振興に結び付けたい考え。要望書では、2018年から導入されている「地方版図柄入りナンバープレート」の導入を目指すとしている。
同日、福岡市役所で川原正孝副会頭が中村英一副市長に要望書を手渡した。川原副会頭は「『博多』は県外の人にも通用する魅力的な地名。福岡の魅力を高めるためにもっと積極的に打ち出していかなければ」と話している。