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「健康経営優良法人2021」に認定 ピーエムティー


週刊経済2021年3月30日発行

生体測定装置の開発が評価

金属部品加工業の㈱ピーエムティー(糟屋郡須恵町、京谷忠幸社長)は3月4日、経済産業省、日本経営会議の健康経営優良法人認定制度の中小企業法人部門において「健康経営優良法人2021」に認定された。
同制度は地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業の法人を日本健康会議が認定するもの。今年で5回目を迎え、大規模法人部門に1801法人、中小規模法人部門に7934法人(うち県内143社)が認定を受けた。同社では呼吸数、心拍数、体温などから従業員の心身の健康状態を可視化する生体センシング装置を開発している点や従業員アンケートを通じた人事評価制度の改定などが評価された。認定期間は来年3月末まで。同社では「従業員の健康増進を経営課題として捉え、働きやすい職場づくりに戦略的に取り組んでいく」と話している。
同社は1991年9月設立。資本金5千万円。2020年7月期売上高は55億7250万円(グループ)。従業員約360人(同)。