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「九州IPO挑戦隊」に5社が入会 QSP
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週刊経済2024年5月29日発行号
福岡県の企業は2社
証券会員制法人福岡証券取引所(福岡市中央区天神2丁目、長宣也理事長)など4団体で構成される九州中小・ベンチャー企業IPO支援プロジェクト(事務局・福岡証券取引所、以下QSP)が主催する上場支援事業「九州IPO挑戦隊」の第16期生に5月20日、九州、兵庫県の企業5社が入会した。
3~5年以内の株式公開を目指す企業を対象に、上場の実践的知識の習得と、企業の経営力や組織力向上を支援する。不動産賃貸経営業などのオーナーズスタイル福岡㈱(福岡市中央区、川添敏巳社長)、タイヤ加硫機用バルブメーカーのROCKY-ICHIMARU㈱(筑後市、市丸寛展社長)の福岡県内2社と、畜産など1次産業向けにシステムの研究開発を行うファーマーズサポート㈱(鹿児島市、春日良一社長)、住宅工務店の㈱BEAR HOUSE(熊本市、山下良真社長)、情報通信サービス業の関西ブロードバンド㈱(神戸市中央区、三須久社長)が入会した。福岡証券取引所の長理事長は「株式公開に向けて飛躍的な成長をとげてほしい。また今年度中にはプロマーケットの創設も予定しているので、入会企業にも活用を検討してほしい」と話している。
QSPは2009年7月設立。福証のほか、一般社団法人九州ニュービジネス協議会、独立行政法人中小企業基盤整備機構九州本部、福岡県ベンチャービジネス支援協議会で構成。15期までに73社が入会しており、そのうち5社が上場している。