「久原本家北海道」に社名変更　久原本家グループの北海道アイ

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週刊経済2023年3月7日発行

今後の複数のブランド展開に備え

だし・調味料を中心とした総合食品メーカーの久原本家グループで、北海道産の食材を使っただし・調味料製造販売の㈱北海道アイ（札幌市、松村伸一郎社長）は、３月１日付で「㈱久原本家北海道」に社名変更するとともに、役員を改選した。
グループとして北海道事業を進める中、今後複数のブランドを展開していくためにグループ名の「久原本家」を前面に打ち出した。旧社名の「北海道アイ」は引き続きブランド名として展開していく。役員は代表取締役会長を河邉哲司グループ社主が、取締役社長を浅野高弘㈱久原本家グループ本社常務が務め、松村伸一郎社長は専務に就任した。
北海道アイは２０１９年８月設立。「北海道産の食材で、北海道のおいしい食品や食文化を、北海道から全国に」をコンセプトに鍋のつゆや豚丼のたれ、かにだしなどを製造販売している。同グループでは昨年６月にグループの製造拠点となる「株式会社久原本家食品北海道工場」を恵庭市に建設。河邉社主は「新工場の本格稼働に伴い、これからも手間ひまを惜しまず、心を込めておいしいものを作ることを変わらずにやり続け、北海道だけでなく全国のお客様、そして世界へ北海道の魅力を発信していきたい」としている。