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「パートナーシップ宣誓制度」開始へ 福岡県


週刊経済2022年2月8日発行

4月1日から

福岡県は1月25日、LGBTなどのカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を4月1日から開始する。
同制度では、双方または一方が性的少数者であるカップルが、日常の生活で相互に協力し合い、人生を共にすることを誓う「宣誓書」を県に提出し、県は「パートナーシップ宣誓書受領証カード」を交付する。受領されると、受領証カードの裏面に子の氏名や、緊急時における病状説明・手術や必要な治療方針の同意を行う者を記載できる。受領後は、県営住宅・県住宅供給公社の賃貸住宅の入居申込、県立太宰府病院での病状説明・治療方針の同意、生活保護申請等の行政サービスをカップルで受けることができる。
同制度は県内では現在、福岡市、北九州市、古賀市で導入されており、今後宣言自治体との相互利用・連携を検討していくという。