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「キッザニア福岡」の出展企業を発表 KCJ GROUP


週刊経済2022年5月24日発行

県内地場企業は10社が出展

こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」を企画・運営するKCJ GROUP㈱(東京都千代田区、圓谷道成社長)は5月12日、7月31日にららぽーと福岡(福岡市博多区那珂6丁目)に開業予定の「キッザニア福岡」の施設概要などを発表した。
同社は2006年にキッザニア東京を、09年には兵庫県西宮市にキッザニア甲子園を開業している。楽しみながら社会のしくみを学べる「エデュテイメント」をコンセプトに3歳~15歳のこどもが約60のパビリオンで約100種類の仕事やサービスを体験できる施設で、国内では13年ぶりのオープンとなる。パビリオンを出展するオフィシャルスポンサーと、施設内の各種設備や機材などを提供するオフィシャルサプライヤーは、記者発表時点で約40社。うち県内の地場企業は、㈱麻生、学校法人麻生塾、九州朝日放送㈱、九州電力送配電㈱、㈱久原本家グループ本社、㈱にしけい、西日本鉄道㈱、㈱ふくおかフィナンシャルグループ、㈱ムーンスター、㈱アダルの10社に上る。記者発表では九州電力送配電㈱、西日本鉄道㈱、㈱ムーンスター、KDDI㈱が出席し、各企業のパビリオンやサービスについて説明した。圓谷社長は「キッザニア福岡は、キッザニア東京や甲子園と異なり、DXやエンジニアリングなどテクノロジーに関連した体験を集約した先端技術エリアを設けた。また施設内の安全性向上を図るため、歩車分離した点も特徴。今後は60パビリオンの出展を目指していく」と話している。
同社は2004年9月設立。資本金は5千万円。