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「ものづくり日本大賞」を受賞 久留米リサーチパーク


人材育成で経産大臣賞

福岡県と久留米市が出資し、バイオ関連企業の研究開発支援や人材育成などを手掛ける拠点㈱久留米リサーチパーク(久留米市百年公園、石丸茂夫社長)は1月22日、「ものづくり日本大賞」を受賞した。

「ものづくり日本大賞」は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、製造・生産現場の中核を担う人材や伝統、文化的技を支えてきた職人など、ものづくりに携わる各世代の人材で特に優秀と認められた人を表彰するもの。今回から新たに新設された「人材育成部門」のなかで、唯一同社が選ばれた。

久留米リサーチパークは1987年12月に設立。最新の研究機器などをそろえた開発室のほか、創業間もないバイオ研究系企業のインキュベーション施設として運営している。今回「産・学・官・協の連携による久留米地区のゴム産業人材育成」という受賞名で、自動車産業向けのプログラムの修了生を16年度までに約900人修了生を輩出していることが要因となった。

2018年2月20日発行