「はばたく中小企業・小規模事業者」に選定　オークマ

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飛沫飛散防止パーテーションなど開発

木製建具メーカーの㈱オークマ（朝倉市菱野、大隈賢一郎社長）は１１月１２日、経済産業省の「はばたく中小企業・小規模事業者３００社」に選定された。
経営資源の有効活用による生産性向上や積極的なインバウンド需要の取り組み、多様な人材活用や円滑な事業継承など、さまざまな分野で活躍する中小企業や小規模事業者を表彰するもの。選定された全国３００社のうち、県内からは同社のほかに１６社が対象となった。ジャンルを「生産性向上」「需要獲得」「担い手確保」の３つに分け、日本商工会議所や国際協力機構などの外部有識者が審査した。同社は木製建具メーカーとしての経験を生かし、感染対策とインテリア性の両方に配慮した「飛沫飛散防止パーテーション」と「パネルパーテーション」を開発。既存顧客や地元事業者への販売に加え、通信販売で全国展開することで幅広い顧客の需要に応えてきたことが評価され、「需要獲得」部門で選定された。大隈社長は「今回いただいた評価を励みに、今後もより一層お客さまに寄り添った商品開発や提案をしていきたい」と話している。
同社は１９１１年創業。５５年９月設立。資本金２千万円。決算期３月。従業員２００人。

2020年12月29日発行