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「『即応力』持ち挑戦する社員に」道永新社長 西部ガス入社式


前年比1人増の40人が入社

都市ガス事業者の西部ガス㈱(福岡市博多区千代、道永幸典社長)は4月1日、本社が入るパピヨン24で入社式を開催。前年比1人増の40人が入社した。
新入社員の内訳は、大学院・大学卒が27人、高専卒が1人、高校卒が21人で、男性31人、女性9人。新入社員代表の太田美咲さんは、全面自由化以後の競争環境の変化、それに伴う事業多角化の推進などグループの方針に触れながら、「三つのことを意識して業務に取り組んでいく。一つは挑戦。状況に応じて自ら考え、新しい方法、より効果的な方法を模索していく。二つ目は仲間を大切にすること。価値観が多様化している時代に互いを尊重しあうことで、枠にとらわれない新しいアイデアを実行に移していく。最後に、責任。北部九州の暮らしを支えているという責務を忘れることなく、一人ひとりが使命感を持っていく」と決意を語った。
当日は道永新社長の就任日でもあり、新入社員への訓示では「私も皆さんと同じく、今日が新たなスタート。年甲斐もなく緊張している」と切り出し、「『即応力』を持った社員になってほしい。競争が激しい逆境だからこそ、今はチャレンジできるチャンス。失敗を恐れず、一人ひとりが即応力を念頭に置いて業務に励んでほしい」とエールを送った。訓示の中では、同日午後にリリース予定だったジュピターテレコムとの業務提携の話題も盛り込まれ、式典後の囲み取材では「今回の提携は年明けくらいにスタートした話だが、非常にスピード感を持って取り組んだ結果、この年度初めの時期に具体化することができた」と経緯を説明した。

2019年4月9日発行