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鹿児島営業所に冷蔵倉庫増設 テジマ
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食品輸送増加に伴う冷蔵設備増強の一環
食品や書籍を主力とする貨物自動車運送業のテジマ㈱(福岡市東区多の津1丁目、手嶋宏彰社長)は、今年4月をめどに鹿児島営業所(鹿児島市西別府町)の常温倉庫内に冷蔵倉庫を増設する。
野菜など食品輸送の増加により倉庫が手狭となったため、2019年5月にスタートした3年間の中期計画で掲げる冷蔵設備増設の一環で、増設は熊本営業所に次ぐ2カ所目。今後長崎、大分との拠点で随時増設していく。現在鹿児島営業所では冷蔵倉庫の代わりに冷蔵機能のある車両を使用しているが、据え置きタイプにすることで作業効率向上や冷却パワーのアップを見込んでいる。冷蔵倉庫は同社2番目の規模の常温倉庫(床面積2148㎡)内の一角26㎡に増設。手嶋社長は「運送需要が高まる中で何を運ぶかが重要とされる。世の中の変化に合わせた対応ができるように土台作りをしている」と話している。
同社は1950年12月設立。資本金1000万円。従業員数は280人。トラック150台を所有し、冷蔵、冷凍、常温倉庫を備える本社含め九州に10拠点を持つ。乳製品や粉ミルクなどの食品保管配送や書籍物の配送を2本柱とする。手嶋社長は福岡市早良区出身。1975年11月2日生まれの41歳。早稲田大学政治経済学部卒。趣味はバイク。
2020年1月21日発行