通販事業者向けクラウドサービスに新機能追加　売れるネット広告社

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リピート率、単価向上に

通販業のネット広告コンサルティングを手掛ける㈱売れるネット広告社（福岡市早良区百道浜２丁目、加藤公一レオ社長）は２月１９日、通販事業者向けのクラウドサービスに新機能を追加した。 　２０１１年９月に運用開始した「売れるネット広告つくーる」で、通販会社のネット広告の費用対効果を最大化するのを目的に、パソコン、スマートフォンに対応したランディングページ制作、エントリーフォーム、サーバーの構築、フォローメール、ＬＩＮＥ配信などネット広告に関する主要な機能をワンストップで提供している。専門的な知識がなくても広告フローを簡単に実施できるのが特徴。今回新たに、「完了画面でクレカ変更」機能を追加し、商品申込完了画面で決済方法を後払い（コンビニ決済）や代引きなどからクレジットカード払いに変更できるようにし、これにより単品リピート通販の顧客管理が向上できるというもの。同社は「決済方法を検証したところ、後払い（コンビニ決済）に設定することで、クレジットカード払いのみと比べ申し込み頻度は高まった。その一方でクレジットカード払いの方が、年間購入単価（ＬＴＶ）が圧倒的に高い」としており、ランディングページで後払い（コンビニ決済）を設定して申し込みを確保した上で、申込完了画面で高ＬＴＶのクレジットカード払いに決済方法を切り替えさせる仕組みをつくった。同サービス利用料金は月額９万９８００円（税別）～。同社では「より柔軟な販売戦略を研究していく」としている。

2020年3月3日発行