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 熊本・大津町に2・8MWのメガソーラー  堀内電気


5月18日稼働

電気通信設備、省エネ関連の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は5月18日、熊本県菊池郡大津町に建設中だった2・8MWのソーラー発電所を稼働する。  施設名は「堀内大津ソーラーパーク」。場所は同町北東部の矢護川地区の一角で、敷地面積は約5万4千㎡。当面は自社保有物件として運用し、全量を九州電力に売電する。
同社ではこのほか今期中の稼働を目指し、朝倉市に2・2MW、長崎県佐世保市に1MWの物件を開発中だが、新型コロナウイルス拡大の影響により、今後調達資材の遅延が発生していることが予想されるため、当初より稼働が遅れる可能性があるという。

 生活支援として社員に一律10万円支給

また同社は4月20日、生活支援策として従業員に一律10万円の現金を給付した。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う景況悪化の不安が広がる中、リモートワークを推進するにあたり、在宅に伴う様々な支出の軽減を図る。対象はパートを含む約50人。堀内社長は「家計にも大きな影響が出ている。ゴールデンウィーク(大型連休)も前倒して実施することも決めており、少しでも生活の足しになればと思う。一刻も早くコロナの終息を願いたい」と話している。
同社は1986年9月創業、1997年4月設立、資本金は4千万円、売上高は13億5千万円(2019年3月期)。従業員数は22人。堀内社長は大野城市出身、1958年12月23日生まれの61歳、筑紫台高等学校卒、趣味は釣り、ゴルフ。

2020年5月12日発行