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地元音楽産業支援「ミュージックアクション福岡」始動 福岡ミュージックマンス主催会
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チャリティソング企画など
毎年9月の週末、福岡市内を中心に5つの音楽フェスを実施してきた福岡ミュージックマンス主催会(深町健二郎会長兼総合プロデューサー)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年通りイベント開催が困難なことを受け、9月1日から地元音楽産業支援プロジェクト「ミュージックアクション福岡」をスタートした。
「ミュージックアクション福岡」では、特設ウェブサイトで9月30日まで毎日、福岡市内のさまざまなライブハウスから日替わりでアーティストがライブ配信し、これまで福岡ミュージックマンス福岡が開いてきた「サンセットライブ」や「九州ゴスペルフェス」といった大規模イベントも配信することで、アーティストの活動場の確保、ライブハウスを活用できる機会を創出することで収益に繋げていく。また同プロジェクトでは、ライブハウス、アーティストに向けた投げ銭システムやクラウドファンディング、一部コンテンツの有料配信を実施する。
さらに、9月1日からチャリティソング「Beat goes on(ビートゴーズオン)」をリリースした。この楽曲は一般向けに有料ダウンロードできるほか、在福の民放各社やNHK福岡放送局と連携し、各番組で流してもらうことで版権収入を得ることができるよう手掛けているという。集めた収益を地元音楽業界への支援や、今後リアルイベントが開催できるようになった時の運営基金にする計画。チャリティソングには、福岡県内で活躍するタレント、地元アイドルグループ、在京のアーティストや芸能人ら総勢100人がレコーディング、ミュージックビデオに参加している。
深町氏は「企業のスポンサーに依存する形ではない、我々からお金を生み出せる仕組みを構築するべく循環型のイベント支援プロジェクトとして成功させたい。また、多くの人にチャリティソングを聴いてもらい、共感してもらうことで今後の活動に参画したいという流れが増えてほしい」と話している。
2020年9月8日発行