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「存在感を示せる1年に」(坂田隆史社長) CROSSFM年頭会見 今期売


今期売上目標は6億300万円

FMラジオ放送局運営の㈱CROSS FM(北九州市小倉北区京町3丁目、坂田隆史社長)は1月28日、同社事務所内で年頭会見を開き今年の抱負を語った。
20年3月期の経営状況については「当初計画目標である売上高6億300万円に向けて順調に推移している」と評価。営業エリアである北九州エリア内は、秋シーズンの定番イベント広告収入が開催中止となった影響で前年よりやや落ち込む見込みとしたが、福岡、東京エリアの営業が順調に伸びているとした。また、昨今のメディア情勢における自社の立ち位置について「複雑な環境だが、昨年も台風などの自然災害で手軽で身近なメディアとしての存在感を示せた」と振り返り「今年も存在感のあるラジオ局として注目してもらえる自社番組コンテンツを全国に発信したい」と意気込みを語っていた。
同社は2008年4月設立。資本金7500万円。19年3月期売上高は5億7620万円。経常利益は3734万円の赤字。16年4月から化粧品・健康食品大手の㈱ディーエイチシー(東京都、吉田嘉明会長)の傘下になっている。

2020年2月4日発行