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障がい者による社労士のバックオフィス業務支援を開始 カムラック
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週刊経済2024年8月7日発行号
サムライズ、アドバンスと協業
ITを中心とした障がい者就労支援事業の㈱カムラック(福岡市博多区千代4丁目、賀村研社長)は7月10日から、障がい者による社労士のバックオフィス業務の支援を開始した。
労働関連法の頻繁な改正や制度の複雑化、業務のIT化により業務量が増加している社会保険労務士業界のバックオフィス業務をカムラックが運営する就労支援事業所の障がい者メンバーが担当し、業務効率化と就労機会の拡大を目指す。第1弾として、社会保険労務士法人サムライズ(福岡市中央区天神1丁目、池田智之代表社員)と社会保険労務士法人アドバンス(同区舞鶴2丁目、伴芳夫代表社員)とともに協業モデルを構築した。今後は、カムラックが障がい者メンバーに対してITスキルの研修を実施し、デジタルツールの利用を推進。メンバーはデータ集計やデータ入力、広報業務などを担当する。
同社は2013年10月設立。就労継続支援A・B型事業所や就労移行支援事業所、放課後等デイサービス事業所の運営などを手掛ける。