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郊外型レストラン2店舗に再生可能エネルギー導入 ピエトロ


週刊経済2023年12月19日発行号

郊外型全4店舗で導入達成

食品製造・販売やレストランなど店舗事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は、11月分から郊外型レストラン「ピエトロ 永犬丸店」と「ピエトロ 国立店」の2店舗に自然電力が提供する非化石証書を活用することで再生可能エネルギー電力を導入した。
これは2025年を目標に自社施設の使用電力の再生可能エネルギー化100%を目指し、順次取り組みを進めている一環。21年から郊外型レストラン4店舗のうち2店舗に再生可能エネルギー電力を導入しており、今回の2店舗の導入に伴い、郊外型レストラン全4店舗で再生可能エネルギー電力を利用することになった。
同社では21年9月、「ピエトロ 長尾店」に九州電力㈱が提供する再生可能エネルギー電力を導入。同年10月には「ピエトロ 次郎丸店」に㈱ボーダレス・ジャパン『ハチドリ電力』が提供する再生可能エネルギー電力を導入。また、同年7月から、福岡市天神のピエトロビル屋上に設置したソーラーパネルが稼働し、ビル全体で使用する年間電力の約1カ月分をまかなっている。この太陽光発電に加え、再生可能エネルギー電力も導入することで、100%再生可能エネルギー化を目指している。
また、2025年秋に古賀市にオープンする新しい製造工場「ピエトロファクトリー パーク」では、建屋の屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光による自家発電を行い、さらに再生可能エネルギー電力も使用し、計画通り2025年度までに100%再生可能エネルギーで稼働する予定。