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環境価値付の電力小売り新オプションメニュー サニックス


週刊経済2021年7月6日発行

ニーズに合わせCO排出量を低減

環境衛生業㈱サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政寛社長)は、6月25日から電力小売事業「サニックスでんき」の環境価値付オプションメニュー「プラスゼロ」にCO2排出量を低減する新メニュー「フラット」を加えた。
4月から販売を開始したプラスゼロには、すべて再エネ発電による電気を使っていると認められる「RE100%」と、再エネ以外の非化石電気を含めた発電電力と認められる「COフリー」の2メニューがあり、いずれも実質的にCO2排出量ゼロと見なされるが、今回発売した「フラット」は、排出量ゼロではなく「低減」するもの。調整後CO排出係数によって3メニューがあり、料金は0・55円/kWh~1・10円/kWh。同社では、エコアクション21など環境保護活動に自主的に取り組む事業者などへの販売を想定している。