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東京都内に越境EC事業の新会社を設立 売れるネット広告社


週刊経済2024年1月30日発行号

2月1日

ネット通販事業者向けのクラウドサービス、マーケティング支援サービスの㈱売れるネット広告社(福岡市早良区百道浜2丁目、加藤公一レオ社長CEO)は2月1日付で、100%子会社で越境ECに関するサービスを提供する「㈱売れる越境EC社」を新設する。
売れるネット広告社のサービス提供先が健康食品や化粧品を中心としたネット通販事業者が多く、円安やインバウンド需要の増大などを背景に、海外への販路開拓ニーズが増えていることから、モール事業に着手し通販事業者の売上拡大につながる支援の領域を広げていく。米国Amazon(アマゾン)を活用した事業からスタートする方針で、今後海外展開を支援するビジネスモデルを構築していく。資本金は1千万円。本社は売れるネット広告社の東京オフィス(東京都港区台場2丁目)に置く。決算月は7月。同社では「さまざまなカテゴリの商品を取り扱いながら海外販売の仕組みをつくりノウハウを積み上げることで事業領域を拡大していく」と話している。